デジタル時代の今,「アナログ」ゲームにハマる大人が続出中!
皆さんは「ボードゲーム」と聞くとどんな印象を受けますか?
ぱっと思い浮かぶのは,子供の頃遊んだトランプ,オセロ,人生ゲームやドンジャラ(子供向け麻雀)などではないでしょうか。
これら「アナログゲーム」はゲームボーイやプレイステーションなどの「テレビゲーム」と比較して,「古い遊び」という印象を持つ方も多いと思います。
でも,実はボードゲームというのは人生ゲーム等から進化し続けていて,イメージとは全く違う進化を遂げており,近年人気を博しているのです。
かくいう私も子供の頃にトランプや人生ゲーム位に少し触れたきりだったのですが,「今」のボードゲームをしてみてその魅力に一気に引き込まれ,今ではボードゲームが好きになっています。
人気動向のデータ
Googleトレンド
こちらはGoogleトレンドで「ボードゲーム」というワードで2004年以降の人気動向を調べたグラフです。
2014年頃からじわじわと人気が高まっています。
アナログゲームに対するアクション
(「NTTコムリサーチ」より引用)
こちらは2018年に行われたアンケートで,1年以内にアナログゲームを遊んだ人が行ったことをリサーチした結果です。
アナログゲーム購入の他,ゲームカフェや体験型イベントに参加する等して楽しんでいるようです。
一人プレイが多いデジタルゲームと違い,アナログゲームは基本的に人と一緒にプレイするものが多く,友人達とわいわい楽しめる,コミュニケーションツールとしても機能しています。
ゲームマーケット来場者数推移
(「ごりぱちブログ」さんより引用)
こちらは,日本最大のアナログゲームイベントである「ゲームマーケット」の来場者数の推移です。
年々右肩上がりとなっています。
ボードゲームカフェの新規出店数
(「Table games in the world」より引用)
最近ではボードゲームを集めて自由に遊べる「ボードゲームカフェ」も増えています。こちらは新規出店数のグラフ。
私も何度か行ったことがありますが,ボードゲーム一個買うくらいの値段で4~5個のボードゲームを楽しむことが出来るので,買うほどでは無いけど試してみたいと言う方にはお手頃でおすすめです。
海外製品の日本上陸が火付け役
これらの人気は,ボードゲーム市場が最も大きいドイツ等から日本向けの商品が広まった事等がきっかけと言われています。
シンプルで大人から子供まで楽しめるものから,高度な戦略性が求められる大人向けまで様々です。近年のブームは,20歳以上の大人世代が中心と言えます。
ボードゲームは思考力・判断力・交渉力等が鍛えられるため知育,脳のトレーニングにも役立ちます。
ボードゲームの情報を得るならボドゲーマという総合情報サイトが便利です。
大学生等を中心に流行った「人狼ゲーム」等も人気に拍車をかけることになりました。
コロナ禍でも遊べるオンラインプラットフォーム
オンラインのボードゲームというと矛盾しているように聞こえるかもしれませんが,ボードゲームをオンラインゲーム化したものになります。
世界一のプラットフォームが「ボードゲームアリーナ」です。
何と人気のボードゲームが基本無料でプレイできるというから驚き。
メーカー側も,面白ければ製品を購入してもらえる広告としての役割や,膨大なテストプレイデータの収集を目的としているため無料プレイが実現しているようです。
遊べるゲームの一例がこちら。
「ニムト」や「ストーンエイジ」等の人気ゲームが遊べます。
また,プレミアム会員向けになるのですが「カルカソンヌ」や「花火」などもラインナップされています。プレミアム会費も年間プランなら月200円程度ですので,無料で遊んでもっと楽しみたいならお手頃価格だと思います。
友達と通話しながら楽しむもよし,オンラインでランキングに参加するもよしです。
それでも一度は実物を
オンラインで遊んでみて,気に入ったものはぜひ一度実物をプレイしてみてください。
遊び方は同じでも,実際にカードや駒を動かして遊ぶとより一層楽しめます。
私もラブレターやニムトは手元に持っています。
友達と集まった時や,家族の団欒の時間にあるとすごく盛り上がります。
まとめ
以上,最近じわじわと人気を獲得しているアナログゲーム市場について簡単に紹介しました。
アナログゲームは昔トランプや人生ゲームをしたきり,という大人の方にこそ「今」のボードゲームを体験してみてほしいです。
最近はゲーム実況者もボードゲーム配信をされており,見るのも楽しいです。