実機を使ってiPhoneSE(第二世代)とiPhoneSE(第一世代)を比較レビュー
こんにちは!
前回はiPhoneSE(第二世代)の機能を評価して,購入を決意しました。
第一世代を4年使ったのでiPhoneSE(第二世代)購入を検討した - Bathking in the sun.
今回は届いたiPhoneSE(第二世代)を開封し,実機を使ってPhoneSE(第一世代)と比較をしていきたいと思います。
私が購入したのは容量128GB,カラーはホワイトです。
容量は音楽は新しく入れることはあまりないし,写真はGoogleフォトに同期して都度消すので正直64GBでも半分くらい余裕があったのですが,今後別の使い方が発生したときに対応できるようにしました。価格差も5000円くらいだったので。
外観
予約開始日の4/17にApple公式サイトで予約して,4/24発売開始です。
順次発送され,4/29に手元に届きました!
こちらが背面。
きれいなホワイトです。写真の光具合で少し暗めに見えますが,実際はもうすこし真っ白に近い色味です。
正面と付属品はこんな感じ。あといつものクイックスタート的なものとステッカーもついてました。
イヤホンはいつもの,と思いきや,その先にはイヤホンジャックではなくライトニング端子がつながっています。
横に並べて比較してみました。
やはり一回り大きいですね。
重ねてみるとこれくらい違います。手に持った時に横幅の違いをけっこう感じますね。
厚みはほとんどかわりません。ただ,エッジの形が違うので,持った時の印象は結構ちがいます。
手で持った時の大きさの比較。
同じ位置から一番遠い所のタップ。第一世代は端まで触れますが,第二世代は少し上が届きません。ただ,親指を手前の方に抜いてみると届くため,両手操作になるわけではなく,片手で上の方を触るときにちょっとした持ち替えが発生するといった感じ。
この操作がもしかしたら落としやすさにつながる可能性もあるかもしれません。
必要ならリング等検討したいと思います。
データ移行
これまでデータの移行といえばまずPCにデータをバックアップして,それから新しいパソコンをPCにつないで・・・という手順だったのですが,
iOS12.4以降ならデータ移行がiPhoneを近くに置いておくだけでできるクイックスタートという機能が装備されています。
このように,起動するとクイックスタート画面が表示されます。
横に現行のiPhoneを置くと,
このような表示がされ,現行iPhoneの円の中に新iPhoneのイメージが入るようにかざすとお互いを認識できます。
このように表示が切り替わり,接続を開始します。
途中,TouchiD等いくつかの設定をします。
転送時間は機種や容量により異なると思いますが,私は約15分程で終わりました。
転送完了の画面と共に新iPhoneが起動します。
このように,背景画面等含め全てそのまま移行します。
ちなみに,画面のナイトモード設定やアラーム設定までそのままでした。
LINEもこの後移行手順を行うことで過去のトークも引き継がれていました。
移行手順はとても簡単でした。
その他,SIMを交換して完成です。
ただしこのままではiPhoneはSIMからデータをキャッチできず,「pdp認証に失敗しました」となったまま通信できませんのでご注意を。
データを授受できるようにするためには,自分の格安SIM業者のHPから「APN構成プロファイル」をダウンロードし,インストールする必要があります。操作自体は1分もあれば終わります。
これを忘れるとSIMを挿しても外でLTE通信ができず,私のように1日通信なしで過ごすことになりますのでお気を付けください。
速度比較
速度は数値では比較していませんが,体感として
ブラウジングはどちらも体感速度に大した違いはありません。
既にかなり早く不都合は感じないレベルみたいです。
動画,SNSの始めの読み込みが少し早くなったと感じました。
カメラ比較
無事データ移行も完了しましたので新旧SEのカメラ機能の比較をしてみましょう。
ちなみに,iPhone7以降のiPhoneはデータ容量節約のため,JPGのより容量の少ないHEICという拡張子で保存されます。
このままだとネットにアップする際等に対応しておらず毎回変換しなければなりません。JPGで保存したい場合は,設定>カメラ>フォーマットにて,「高効率」から「互換性優先」にすることで可能です。
ただし,4K及び1080pは使用できませんので,これらを使用したい場合は高効率にする必要があります。
バックカメラ
↓第一世代 バックカメラ 2.8MB
↓第二世代 バックカメラ 4.5MB
こちら新旧iPhoneSEのバックカメラです。
第二世代の方が影の部分が明るく描画されています。
全体的に色味が少し暖かくナチュラルな印象になりました。
↓第一世代 フロントカメラ 0.5MB
↓第二世代 フロントカメラ 2.9MB
続いてフロントカメラ。
第一世代は全体的にぼんやりした印象ですが第二世代はくっきりきれいに映っています。データ容量も5倍になっています。
暗所の撮影
f値が違うということで,暗い所の映りに違いがでそうなので比較してみました。
こちらは大きな差がでました。第一世代は明るい部分がぼんやり分かる程度ですが,第二世代はビルの構造までかなり細かく描写されています。
もう一枚。カーテンの柄の写り具合が全然違いますね。
f値の違い通り,第二世代は暗い所にかなり強くなったみたいです。
これはとてもうれしいです!
ポートレートモード
第二世代に搭載されたポートレートモードを試してみます。
通常モードとポートレートモードで撮り比べた写真がこちら。
通常モードは背景がくっきり映っていますが,ポートレートモードは背景がぼけて被写体が強調されています。
まるで一眼で撮影したかのようなきれいな写真が撮れます!
こちらの機能,人の顔を認識して機能するため,物撮りではできないのが残念です。
目鼻があるぬいぐるみや平らなポスターで試してみましたが反応しませんでした。
動画
動画は実際にデータは上げていませんが,手振れ補正で手振れが少なくなったのと,
動かしたときのヌルヌル具合はパッとみて違いを感じます。
100均のアクセサリ
iPhone購入に伴い100均グッズをいくつか買いましたのでご紹介します。
全てFLETSで購入しましたが,どれも同様の商品が各100均に置いています。
ケーブルガード
私の4年選手の充電ケーブルをご覧いただきましょう。
このようなケーブル,どのご家庭にも1個はありませんか?
充電しながら使う時に折れ曲がるのが原因で,月日を重ねるとこんな風に金属がむき出しになってしまいます。
この断線を防止するためのケーブルガードを購入しました。
このように2組セットで入っています。
iPhoneと接続する側だけが断線するので,充電ケーブルとイヤホンのiPhone側をそれぞれガードしてみました。
装着した状態がこちら。左がイヤホン,右が充電コード。
充電コード側は正常に装着できています。
これにより折れ曲がる角度がゆるやかになり,断線を防止できます。
イヤホン側はコードの直径が細くてスカスカになってしまいました。苦肉の策でガードの下側をゴムで固定して動かないようにして使ってます。100均以外なら直径が細い用のものもありますのでそちらを使ったほうがいいと思います。
私は折角なので使えるうちはこれを使います。笑
ケースとナノコーティング剤
スマホケースはじっくり時間をかけてお気に入りを探したいので,暫定的なケースとして100均のものを使うことにしました。
クリアで最低限のデザイン。とてもシンプルで四隅に衝撃吸収構造もついていて,申し分無いです。
フィルムについて,前回のスマホで出会ったガラスコーティングを気に入っていて,今回もそれをしたいと思っています。
ガラスコーティングとは,フィルムを張るのではなくスマホに直接薄い液体ガラスの層をコーティングさせ,硬度を上げるというものです。
コロナ禍で店舗に行くことが出来ないため,暫定フィルムを100均で探しました。
フィルムも売っていたのですが,そのほかに見つけたのがこのナノコーティング剤。
なんと液体ガラスのコーティング剤が100円で売っていて驚きました。
早速こちらをスマホ両面,ついでに眼鏡に施しました。
白くなっても1時間程で透明になると書いてあったのですが,使ってみたところ,少し白く濁って,その後も跡のようになって透明にはなりませんでした。
軽く拭いたらクリアになったのですが,コーティングの効果のほどは分かりません。
試しにいらない手鏡に半分コーティングをして,ドライバーで攻撃してみたのですが,意外に頑丈でコーティングをしてない方もどちらも割れませんでした。
カッターで傷をつけてみたところ,どちらも同じように少し傷がつきました。
100均なのでコーティング効果は気休め程度にとどめておいた方がよさそうです。
コロナが収束したら改めて専門店でコーティングしてもらいたいと思います。
セルフでも良い人は,評判がいいものを選んでネットで購入してみるのも良いと思います。
使ってみた所感としては,やはり画面は大きくなり,動画の視聴などは見やすくなったと思います。こちらは割とすぐ慣れそうです。ただ,数十グラムとはいえ少し重たくなったのは結構大きいですね。
カメラ性能アップ,バッテリー持ちアップはとても快適です。
当初考えていた以外のデメリットは特にありません。
前評判通り,コストに対して十分な性能を発揮してくれています。
私と同じiPhoneSE(第一世代)を使っている人や,iPhone7,8,10辺りを使っている人は買い替え対象としてとても良い機種だと思います。
以上,実機を使ってiPhoneSE(第二世代)とiPhoneSE(第一世代)の比較をしました。
買い替え検討の参考にしてください。