テレビモニターにChromecastを挿して映画を見たら楽しさが5割増しになった!
突然ですが皆さんの家のテレビは購入してからどれくらいですか?
我が家では10年前のテレビが現役で頑張ってくれていました。
しかしここ半年位,画面の中央に幅10~20cmの縦線が入りっぱなしになってしまい,「そろそろか・・・」と感じたので,買い替えをすることに。
増税前の今のうちに!という駆け込みも兼ねてます。
ソニー 49V型地上・BS・110度CSデジタル4Kチューナー内蔵 LED液晶テレビ(別売USB HDD録画対応)Android TV 機能搭載BRAVIA KJ-49X9500G
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2019/06/05
- メディア: エレクトロニクス
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今のテレビのリモコンには当たり前のようにYoutubeやAbemaTV用のボタンがあるんですね。。
外枠もグッと狭くなってより省スペースで大画面になった感じがします!
これでオリンピックも「須らく選手の顔に縦線が入ってる」という事態にはならずに済みそうです;笑
そして,実は今回の主役は新型テレビではなく,お役御免となった旧テレビの方です。
このテレビは廃棄・・・せずに,自室のサブモニターに召喚しました!
以前から,動画や映画用のサブモニター欲しかったんですよね。まさかテレビモニターになるとは思っていませんでしたが。笑
自室でテレビを見るには追加でアンテナが必要ですが,私はモニター専用として使用することにしたのでアンテナ追加はしませんでした。
代わりに購入したのがこちら。「Chromecast」です。
ご存知の方も多いと思いますが,これはテレビに挿すことでスマホやPCからYoutubeやPrime Videoを視聴できるようになるアイテムです。
Google Homeとも連携して,「東海オンエアの動画を再生して」というだけで最新動画を再生してくれたり,「テレビを消して」というだけで画面が切れるのはちょっとしたパラダイムシフトでした。
これで部屋での動画や映画の視聴が,スマホか23.8インチのPCモニターから,40インチのテレビに大進化しました!
やっぱり大画面で視聴できると作品への没入感や迫力が違いますね!
映画視聴がはかどったので,最近Prime Videoで視聴した作品5つを紹介します!
『 新世界より』★★★★☆
おすすめポイント:人間の豪について考えさせられるエンタメ
1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。
貴志祐介さんの小説を元にしたアニメ。
1000年後の日本という舞台,呪力や架空の生き物という胸躍る世界観。
可愛い少年少女,見事な映像化技術。
攻撃抑制や人間のエゴ,生命の尊厳等について考えさせられるメッセージ性。
どれをとっても最高のエンタメです。
アニメを気に入った方はぜひ原作も読んでください!
アニメでは省略されている細かな描写に舌を巻きます。
この物語の重量な役割を担う「バケネズミ」のモデルは,実在する「ハダカデバネズミ」という哺乳類です。彼らの面白い生態について以前記事にしましたので良ければあわせてどうぞ。
『言の葉の庭』★★★★☆
おすすめポイント:まっすぐな純愛とうっとりする映像美
靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。六月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようとしていた。
『君の名は。』や『天気の子』で有名な新海誠監督が2013年に手掛けた作品。
45分の短い物語でさらっと見れてしまいます。この作品でも描かれているまっすぐな純愛は新海監督の十八番。
「雨の日だけ会える」という設定が織姫と彦星の逆になっていて,そして「天気の子」の前に天気を描写しているというのも面白いですね。
大画面で,うっとりと映像に見とれるのに丁度いい作品です。
『この世界の片隅に』 ★★★★★
おすすめポイント:忘れてはいけない日本の原風景
すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していくなかで、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、幾度もの空襲に襲われる。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20年の夏がやってきた。
言わずと知れた大ヒット作ですね。この前テレビで初放送されていたので見た方も多いと思います。録画しそびれた方,もう一度見たい!という方は是非どうぞ。
どこか懐かしい日本の原風景,貧しくも逞しく生きる人間の強さ,それでも築き上げたものを一瞬で無残に奪ってしまう戦争の悲惨さ・・・間違いなく後世に残したい一作です。
『万引き家族』 ★★★★☆
おすすめポイント:家族とは,貧困とは
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である祖母の初枝の年金だ。それで足りないものは、万引きでまかなっていた。社会という海の、底を這うように暮らす家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、口は悪いが仲よく暮らしていた。そんな冬のある日、治と祥太は、近隣の団地の廊下で震えていた幼いゆりを見かねて家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドールを受賞した作品。こちらも最近テレビで放映されていましたね。今年亡くなった樹木希林さんが出演されています。
一つ屋根の下,共に暮らす「家族」の話。日雇い労働や年金を当てにその日暮らし。足りないものは子供に万引きをさせる。一人一人が抱えている問題や秘密が深く,監督が構想に10年を費やしたというのにも納得。
私が一番印象に残ったのは息子の祥太。彼は賢いのに十分な教育を受けられていない状態。
子どもを学校にも行かせず,万引きを教える「親」。でも,愛情はある。父の「俺が教えてやれるのはこれ位しかない。」という言葉が印象的でした。
貧困が教育の妨げとならないような,そんな社会であるべきだなと感じました。
樹木希林さん出演の映画つながりで,同年公開の『日々是好日』も見たいですね。
最近本を読んでとても良かったのでおすすめです。
日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)
- 作者: 森下典子
- 出版社/メーカー: 新潮社
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- メディア: 文庫
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早くPrime Videoに追加されないかな~。
『オブリビオン』 ★★★☆☆
おすすめポイント:上手く区切られた場面展開
※ネタバレを含みます!
なぜ、彼は人類のいない地球に残されたのか―?2077年、エイリアンの攻撃を受け、地球は全壊。生き残った人類は、他の惑星への移住を果たすが、ジャック(トム・クルーズ)は荒廃した地球に残り、パトロール機バブルシップをかり、高度1000メートルの上空から地球を監視している。ある日、ジャックは墜落した宇宙船で眠る美女ジュリア(オルガ・キュレンコ)を発見する。目を覚ました彼女は、なぜか逢ったことのないジャックの名を口にした。彼女に不思議な結びつきを感じながら、次第にあらゆる現実に疑問を抱くようになっていくジャック。
「自分」が「自分」であることは間違いなく自分が一番よく知ってる。それはこれまでの人生の「記憶」が証明している・・。だけど,実はその記憶自体が偽りだったとしたら,どんなに恐ろしいか。
時間や空間をうまく区切ってそれぞれの場面を描写することで,巧みに見る側の思考を誘導している様が見事でした。
序盤は少し淡々としていて世界観に入り込むのに時間がかかってしまったので星3つにしました。
それでも,近未来の世界観が美しく描写されていて映像美も良かったです!
以上,大画面モニターを手に入れてからPrime Videoで見た映画5つを紹介しました!
大画面のおかげで本当に映画の楽しさが単純に5割増し位になりました!
そしてGoogle Home,ChromecastとPrime Videoの相性が良すぎて感激です。
正直AmazonとGoogleが混在してるのが少しだけ気になるので,
AmazonでまとめるならGoogle Home→「Alexa」,Chromecast→「Hire Stick TV」の方がすっきりするかもしれませんね。
Echo Spot (エコースポット) - スクリーン付きスマートスピーカー with Alexa、ブラック
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普段スマホの小さな画面でしか見ていないなら,一度テレビにChromecastを差して大画面化されてみてはいかがでしょうか?
映画ライフがはかどる事請け合いです。