GWに初めて東北旅行に行ってきた!【準備編】
こんにちは,かなっぺです。
少し時間が経ってしまいましたが,長かったGWも終わりましたね。
私はGW前日に一日お休みをプラスして,前半の6日間を使って初めて東北に旅行に行ってきました。
至る事が初めて尽くしでとても新鮮でした。
東北で見聞きしたこと(東北見聞録?)をブログにつづっていけたらと思います。
書きたいことが色々とあるので,長編になると思いますがお付き合い頂ければ幸いです。
今回は準備編です!
なぜ東北に?
1番の理由は,前述したように「東北地方はどこにも行ったことが無かったから」です。中々縁がなく,知らないことだらけだったのでまとまった休みにがっつり見て回りたいと思ったためです。
2番目の理由は,原田マハさんの『旅屋おかえり』を読んで舞台となった「秋田県の角館にあるしだれ桜」を見てみたかったからです。
あなたの旅、代行します! 売れない崖っぷちアラサータレント“おかえり”こと丘えりか。スポンサーの名前を間違えて連呼したことが原因でテレビの旅番組を打ち切られた彼女が始めたのは、人の代わりに旅をする仕事だった――。満開の桜を求めて秋田県角館へ、依頼人の姪を探して愛媛県内子町へ。おかえりは行く先々で出会った人々を笑顔に変えていく。感涙必至の“旅”物語。
桜の季節はとうに過ぎてると思っていたのですが,実は東北地方はGW前半頃が桜の季節だということを知り,ぜひGWに行きたいと思いました。
3番目の理由が,「東日本大震災の被災地をこの目で見ておきたい。」ということです。昨年震度6弱の地震を目の当たりにした経験から特に震災への意識が高まり,未曽有の被害を受けてしまった東北地方の「当時」と「今」この目で見ておきたいという思いが強くなったためです。
ツアーかフリーか
ツアーにするか,フリー旅行にするかはいつも迷うところです。
今回は初めてとはいえ国内であること,桜の開花等に合わせて自由にプランニングしたかったことから移動手段も宿も自分で予約する「フリー旅行」にしました。
旅程
日数はせっかくなのでがっつりと!ということで初めから5~6日かけるつもりでした。
初めに計画したプランは下のようなルートです。
経路はあいまいですが仙台からスタートして北上し,岩手,秋田,青森と通って最後に函館から帰るプラン。「青森県の弘前公園で花筏(はないかだ)をみて,青函トンネルで函館に行き,五稜郭の桜を見て帰る」ができ,さらに一度通った場所を引き返さなくて良いので効率的に回れると思いました。
しかし,ここで一つ問題が。
「北海道からの飛行機代,バカ高い。」
そうなんです。元々飛行機代が高い北海道,さらにGWの人気旅行地1位という人気から,3月の時点で片道3万円を超えるような便しか残っていませんでした。
そこで仕方なくプランを変更。
色々試行錯誤した結果,最終的な旅程がこちら。
仙台は東北一の都市で飛行機の就航本数も多く価格も安いため,ここをスタートとゴールに設定。ぐるりと一周して帰ってくるようなプランです。ほぼ宮城・岩手・秋田(角館)の3県だけなので,青森・山形・福島・秋田(市内)はまたの機会にしたいと思います。
車か電車か
次に考えたのが現地での移動手段を「電車」にするか「車」にするかです。
電車のメリットは
・コストが安く済む。
・移動中に休める。(これ,結構大事!)
・渋滞の心配がない。
一方デメリットは
・電車の本数が少なく,1時間に1本位しか走っていない。
・荷物は全部手持ちで回らないといけない。
そして車のメリット・デメリットは電車の真逆ですね。
迷ったあげく,デメリットを補いやすそうな「電車」で移動することにしました。
デメリットに対する対策はこんな感じ。
・事前に電車の時間を調べておいて,必ず守る。
・荷物は極限まで少なくする。お土産は途中で一度郵送する。
結果としてこの選択は正解で,予想以上に「電車旅」が楽しかったです。
スケジュール
決めたスケジュールは下記の通りです。
1日目
↓
仙台 「旨味太助」で牛タンランチ
↓
松島 日本三景の松島観光
↓
一ノ関 泊
2日目
一ノ関
↓
平泉 中尊寺金色堂
↓
花巻 宮沢賢治ゆかりの地
↓
盛岡 泊
3日目
美しい海岸の浄土ヶ浜,被災地の宮古・田老,洞窟の龍泉洞を回るツアー
4日目
盛岡市内をレンタサイクルで観光
5日目
盛岡
↓
角館 武家屋敷としだれ桜
↓
山形(新庄) 泊
6日目
新庄
↓
仙台 伊達政宗ゆかりの地
↓
帰宅
結構ゆったりしているように見えるかもしれませんが,東北って本当に広くて,結構移動に時間がかかるのでこれくらいになりました。
航空券+宿+ツアー
航空券はさくらトラベル で予約しました。
航空会社をまたいで時間や料金を比較でき,通常よりもかなりお安く取れました。
航空券の比較サイトはほかにもありましたが,海外のサイトは見づらく,予約後のトラブルもあると聞いたので,日本の経営であるさくらトラベルにしました。
結論から言うとサイトの見やすさ,予約の簡単さ,搭乗までの流れのスムーズさ,どれも申し分なく使えて,かなり便利でした。
予約時に座席のリクエストができ(前方/中央/後方の窓側/通路側),自動で座席予約まで済ませてくれましたし,メールで送られてくる確認番号を当日空港の発券機に入力するだけで1分でチェックイン完了しました。
これは今後も使っていきたいと思います。
宿は安定のじゃらん で予約しました。
3日目のツアーですが,三陸海岸の方は電車での便が悪かったので日帰りツアーを利用することにしました。
予約したのは岩手県北観光のこちらのツアー。
浄土ヶ浜・田老・龍泉洞 陸中海岸うみねこ号 | 株式会社 岩手県北観光
特に津波被害を受けた宮古市田老地区で語り部さんから防災について話を聞けるとのことで,こちらに決めました。
準備はこれで完了です!
後は予習として,震災の事を勉強していったり,宮沢賢治の童話を読んだりしました。
次からは実際の旅行の様子を大量の写真と共に紹介していきたいと思います!