「森を見て木を見ず」になっていませんか?
「木を見て森を見ず」ということわざがありますよね。
物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと。
のことを良います。
ちなみに,自己の利益だけを優先してしまい,所属する組織全体を腐らせてしまうという意味でビジネスの教訓にも引用されているようです。
そんな格言ですが,もちろん森を見ればいいというだけではないですよね。
「神は細部に宿る」ともいうように,一部分を見る観察眼も鍛えておきたいものです。
そこで今回は「木を見て森を見ず」の逆,「森を見て木を見ず」という状況が意外と世の中に多いんじゃないのかな,と思い,あるクイズを思いつきました。
全体だけをふんわり見ていて,細部のことを覚えていない事,結構ありませんか?ということです。
というわけで,今回は誰もが見たことのあるものの一部だけを取り出して,それが何かを当てるクイズをしたいと思います。
色々な画像の一部だけを拡大します。
何かわかりますか?
全5問,だんだん難しくなります。
では,第1問!
巻き毛の女の子がほほ笑んでいますね。
これ,何の一部かわかりますか?
続いて第2問!
これもよく見ますよね。
第3問!
これは少し難しいかも。
第4問!
大量の星。星。星。
何だかわかりますか?
最終問題,第5問!
ちょっと解像度が荒いですがお許しください。
みんな一度は見たことがあると思います。
いかがだったでしょうか。5問中何問分かりましたか?
全部分かった人は中々の観察眼の持ち主ですね!
答えは次の記事にまとめようと思います^^
最後に,一部と全体というトピックスに関連したおまけです。
まずは下の文章を読んでみてください。
「この ぶんょしう は いりぎす のケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか にんんげは もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす」
いかがでしたか。
意外にすんなり読めたのではないでしょうか。
人間は文字を読むときに全体をふわっと流し見て
意味を認識しているということなんですね。
頭の中で自然と文字を入れ替えて意味がある言葉にするなんて,
なんて高度なことを自然とやるんだと感心しますね。
人間の認知学とか,行動心理学って面白いですよね。