フリマアプリ大手の「メルカリ」,今やヤフオクをしのぐネット中古販売のプラットフォームになっていますね。
不用品の処分は過去ヤフオクを使っていたので,実はメルカリはこれまで使ったことがありませんでした。また少し不用品がたまってきていたので,今回はメルカリで出品してみることにしました。
実際に使ってみるとヤフオクとの違いも感じることができたので,少しまとめてみたいと思います。
ヤフオクとの比較
基本情報としてヤフオクとの比較です。
・メルカリ
会費:無料
販売手数料:落札額の10%
販売形式:フリマ
・ヤフオク
会費:月額498円
販売手数料:落札額の8.64%
販売形式:オークション(フリマ形式もあり)
登録
まずはPCから登録しました。
PCから登録した理由は,出品のための文字入力はPCの方が便利そうだと感じたからです。
登録するときに,招待コード「QADKEZ」を入力すると,
最大1万円分のポイントが当たります。
住所,クレジット情報などを登録して10分ほどで完了。
出品
右下の出品ボタンを押すと下のような画面に進みます。
出品に必要な情報はすべてこの画面で入力します。
全体的に縦長なのはスマホ向けアプリのものがそのまま使われているためっぽいですね。
下の出品ボタンを押すともう出品完了。スピーディです。
購入
1週間ほどかけて14品を出品した結果,
現在までで7品が購入され,すでに発送も完了しています。
このスピード感がヤフオクには無く,とても良いです。
というのもヤフオクはオークション形式のため,期間が終わるまで5日ほどかけるのが通常です。それに対してフリマ形式のメルカリだと購入者が価格に納得したら即購入となります。
発送
発送はアプリから行います。
発送画面からコンビニかヤマト持ち込みを選択し,
コンビニの場合は店名を選択
品物のサイズ,品名を入力して「バーコードを表示する」を選択すると
バーコードが生成されます。
このバーコードをコンビニの店員さんに読み取ってもらえば,
出品者(自分)の情報と品物の情報がレシートで出てきます。
後はそれを送り状として張り付ければ完了。
送料は売上金からの天引きなのでそこで払う必要もありません。
また,購入者に届ける際には出品者の情報は抜かれるので,お互いに個人情報をやりとりせずに品物を送れる点がとても優れていると感じました。
後は発送通知をし,購入者が商品を受け取り「評価」をしてくれたら売上金が計上されるという仕組みです。
取引完了までのステップを極力まで減らしているのが魅力です。
ヤフオクだと落札後に自分の口座番号を伝えて入金してもらい,確認してから住所を聞いてそれを伝票に書いて・・・というステップがあります。個人情報なので取り扱いに気を付けなければいけませんし,間違えても大変なので気を使います。
メルカリのメリット
以上を踏まえて感じたメルカリのメリットをまとめます。
・出品が手軽でハードルが低い
どの段階でも極力手数を減らして次のステップへ行けるようにとの工夫を感じました。
・匿名配送で安心
自分の個人情報が漏れるリスク,相手の個人情報を漏らすリスクを気にしないで良いのはとても気が楽です。
・利用者が多いので購入されやすい
流動性が高いためすぐ売りたい人にはうってつけだと思います。
メルカリのデメリット
・手数料10%+送料負担は大きい
・値引き文化なので薄利になりがち
上記2つの理由から,高級品やプレミア品を高く売りたいならメルカリは向いてないかもしれません。
・商品の検索性がイマイチ
基本的に新着順でしかソートがかけられないため,人気の商品などを優先して検索をかけることができません。
・PCだとできないことがまだある
途中保存や出品した商品の閲覧数など,PCではまだ利用できない機能がいくつかあります。これは今後に期待したいところです。
総じていうと,不用品を手軽に処分したい人にとって,メルカリはとても適したツールだと思いました。
メルカリのIPOに申し込んだ
今回メルカリを使用してみて,サービスの良さを実感したので,現在募集中のメルカリIPOに申し込みました。IPOとは新規上場株式のことで,上場前に株式をゲットできる制度のことです。ちなみにメルカリは超大型の非上場ベンチャーで,通称ユニコーン企業と呼ばれている成長著しい会社です。
メルカリの上場スケジュールは下記のようになっています。
IPO申込期間:2018/06/04~06/08
IPO結果発表:2018/06/11
上場日:2018/06/19
IPOは結果として割安になることが多く,とても人気のため,抽選で当選した人しか買うことができません。まさに宝くじ。
今回私は主幹事の大和証券と,SBI証券の2社で申し込んでみました。当たるといいな。
メルカリIPOの申込を機に大和証券に口座を開設したので,メルカリが当たらなかったとしても今後ほかのIPOを見てみようかと思っています。
2018年6月27日追記
メルカリのIPOは残念ながら外れました。
初値はマザーズ史上最高値の5000円でした。
当たっていればという悔しさがありますが,これを機にIPOを始めれたのでよしとします。
また,出品した商品は6月27日現在でさらに3品が購入され,14品中10品が売れました。やはりよく売れます。
また,発送方法としてらくらくメルカリ便のほかにゆうゆうメルカリ便も試してみました。使用感は概ねらくらくメルカリ便と同じでしたが,発送通知にラグがあったり,控えに送り先の住所が書かれていて取り扱いに気を使うのが少し難点かと思いました。
現状大体こんな感じで把握しています。
A4サイズまで,厚さ2.5 cm以内→らくらくメルカリ便(ネコポス)
A4サイズまで,厚さ3 cm以内→ゆうゆうメルカリ便(ゆうパケット)
それ以上→らくらくメルカリ便(宅急便コンパクト,宅急便)
2018年8月27日追記
2018年8月27日より,ヤフオクでも匿名配送サービスを開始したそうです!
時代は匿名配送の流れですね。
ヤフオク!、ヤマト運輸と提携して匿名配送を開始 匿名配送した取引で違う商品が届いたなどはTポイントで補償 – ポイ探ニュース