私の知ってる資産運用方法 その1
今日は私がこれまでに調べたり実際に運用してみた資産運用方法について,さっくり説明したいと思います。
給料の行き先が貯金一択という人には是非読んでほしいなと思います。しばしば話題に上がりますが,今後の社会において円の価値は必ずしも保証されないと言われており,資産を色々な形に分散させておくことは重要になってくると思っています。
中には実際にやってみていないものもあるのであくまでさっくり。これを機に興味をもつきっかけ程度になればと思います。
・ドル建て終身保険
終身保険とは死亡保障と貯蓄性を兼ね備えた保険のことです。
生涯にわたり死亡保障を受けられる上に,払い込みが完了した後は一定の利率で運用し,解約時に解約返戻金を受け取ることができます。
これをドル通貨で行うのがドル建て終身保険です。円建てよりも利率が良いため解約返戻金のリターンが大きく見込めます。ただし,為替の影響もうけるので解約時が円高だと返戻金が目減りしてしまいます。
払い込んだ金額は税金控除の対象となるため,節税になります。
デメリットは一定期間立たないと解約返戻金が払込額を上回らないことです。
また,保険金の受け取りには非課税枠が設けられているため,手軽にできる相続税の節税対策としても人気です。
興味がある人は保険相談窓口に行くと色々な商品を教えてくれます。ただし円安の時はなるべくさけて,比較的円安の時に始めるのが良いと思います。
・株式
資産運用と言えば株,という位有名なので今更ですが。株式とは会社が投資家から集めた事業資金に対して発行する証書になります。ある会社の事業に投資すると,金額に応じて株式を発行してもらえます。株の価値は基本的にその会社の業績や将来性に応じて上下します。また,株を保有する株主には様々な特典があり,株主総会への出席及び議決権,利息のような「配当」,品物やサービスの「株主優待」がもらえたりします。
株を購入する人の目的としては大きく①短期的な株価の差での利益,②長期的にその会社の成長に応じた株価上昇,③上述のような特典,を目的とする人の3種類に大別されます。
株価の値動きは大きく,株式への投資は比較的ハイリスクハイリターンと言われています。
証券会社に口座を開設すると株式を購入できます。現在はネット証券が手数料や利便性の面で圧倒的におすすめです。
・債券
債券は株式と同様に会社や国が投資家から集めた資金に対して発行する証書のことです。ただし,株式には返済の義務が無いのに対し,債券は貸したお金に対する借用証書という立ち位置で,返済義務があります。価格の値動きは狭く,一定期間後に利子付きで返済されるため,元本割れのリスクは低いです。しかし,投資した対象が破綻した場合は資金が回収できない可能性があります。
このため,株価と比較してローリスクローリターンと言われています。また,株価下落時に債券価格は上昇する局面が多いため,分散投資を目的として株価と抱き合わせで持つ人もいます。債券も証券会社経由で購入できます。
まずは3つ紹介しました。
その2へ続きます。