Bathking in the sun.

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瀬戸の島旅 豊島編

2日目はつつじ荘で海を眺めながら優雅に朝食を食べた後、豊島行のフェリーまで時間があったのでのんびり島内を散歩。
島に唯一あるcoopの開店前に行くと、島のおばあちゃん達の集会場みたいになってたw
大阪だとcoop開店を待ちわびる人なんてそうそういないだろうなぁ。笑

それからようやく豊島へ。
その日の豊島連絡フェリーは12時ごろが始発、17時ごろが最後だったので、実際滞在時間は5時間。
と言うわけでかなりせかせかした観光になるだろうと予想されていました。
着いて早速、今度は電動自転車をレンタル。坂道もすいすい♪本当に楽チンです^^
着いたのがお昼時だったので、とりあえず近くの食堂でご飯に。
ここも外にテラス席があって、海に面してとても良い風が吹いていたので、無理行って外の席にしてもらいました。

空と海がすごく綺麗。
食事後にトイレを借りようとお店の人に声をかけたら、話が弾んで自転車で回るのに最適なルートとか、見所を教えてもらえました。
一番のおすすめを聞いたところ、やはり豊島美術館みたいです。
「直島の地中美術館みたいに有名な作品があるわけじゃないけど、あれは豊島じゃないと出来ないものだから、島の誇りだ。」っておっしゃってて、俄然楽しみになりました!
豊島美術館までの道中にもいくつか作品があり、気ままに自転車を止めて鑑賞しました^^
その中のひとつがこれ、マルチ・バスケットボール。

ぽつんと、普通の公園にこのゴールとボールが置いてあります。
すぐ入りそうだけど、意外に入らないw

それから、「心臓音のアーカイブ」という作品が印象的でした。

これは、世界中の人々の心臓音を集めて恒久的に保存し、それらの心臓音を聴くことができる小さな美術館です。追加で料金を払うと、自分の心臓音を録音し、作品として保存してもらうことが出来ます。
「ハートルーム」という部屋で、真っ暗な中で大音量で心臓音が響き渡り、その鼓動にあわせて電球が点滅していました。文字通り心臓に響く重低音。
心臓の鼓動の音って、不思議な気持ちにさせられます。

そしてお待ちかねの豊島美術館
先ほどから美術館と言っていますが、実のところ作品はたった一つしかありません。
しかもそれは、「巨大な空間」なんです。
私も当日着くまでいろんな作品が飾られていると思っていたので、衝撃でした。

内部空間では、一日を通して「泉」が誕生します。その風景は、季節の移り変わりや時間の流れとともに、無限の表情を伝えます。

地面の小さな穴から水滴が湧き出ていて、それが少しずつ溜まっていっています。
上部に開いた空間からは心地良い風が吹いて、島の綺麗な空が切り取られていて、鳥のさえずりが聞こえる。
もう何時間でもいられる静かで、素敵な空間でした。
ちなみにこの上部の穴には細い紐が吊り下げられているのですが、一見100均のテープかと見間違うこの紐、実は特注で100万以上もするものだそうです。(by食堂のおじさん情報!)そんな豆知識も聞いていたので、余計に興味深かったです。
間違いなくこのたびで一番心静かにいられた場所です。
また絶対来たいです!!

このほかにも、イル・ヴェントという不思議空間なカフェなど盛りだくさんで楽しみました^^
こんな感じで、滞在時間が短くせかせかした旅になるかと思いきや、
今までのたびで一番ゆったりとしたときを過ごせました!


豊島を初めて訪れた感想。
ものすごく、暖かい。
これに尽きます。
いろいろと教えてくださった食堂のご夫婦を始め、迷っているところを助けていただいたり、休憩がてら立ち寄ったからと港でも離しかけていただいたりと、島民の方がおおらかで、暖かい。
都会に暮らしていては感じることの出来ない暖かさでした。

実はこの豊島、以前は日本最大の産業廃棄物の投棄所として苦しんだ過去を持ちます。

不法投棄を続ける相手に対し、政府に正直に訴えるも、その率直な島民の人柄が災いして、騙されてしまったこともあったそうです。
現在では裁判で決着がつき、直島での浄化作業を含む撤去作業が進行しています。
こんな綺麗な土地に不法投棄をし、率直な島民を騙す。
このような過去を持ちつつも、それを感じさせない綺麗な自然と、島民の方の笑顔を見れてとても安心しました。


豊島を発った後、再び高松港へ上陸し、帰りは陸路で三宮へと帰還しました。
すごく充実した瀬戸の島旅でした。