Bathking in the sun.

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テトロドトキシン


こんにちは、猫です。いや、小西です( ´∀`)σ)∀`)


今週は集中講義があって週4で授業です。
でも、結構授業面白いのでわりと良い感じです。
まぁどうしても3時間ずっと同じ人の講義とかやと、ねむくなっちゃうのはしょうがないね;

今日は東北大学の教授が講義をしてくれました。
天然化学の歴史についての授業なんだけど、一人ひとりの研究者のお話とか、すごく興味深くて面白かったです。
例えば、ふぐ毒テトロドトキシンの構造決定にまつわるお話。
精製のためにタンパク質を大量に抽出しないといけないけど、テトロドトキシンはタンパク中に微量にしか含まれていないためその抽出がすごく困難で、それが構造決定のボトルネックになっていたんです。
だけど、ある日本の科学者がはっとひらめきました。
「ふぐの毒はてっちりにしてもあたる。ってことはテトロドトキシンは熱に安定なのかもしれない!」
普通タンパク質っていうのは熱を加えると失活しちゃうんだけど、その毒は熱に強いっていうことに気づいた日本のある科学者は、抽出したタンパク質を熱処理することによって、他の夾雑タンパク質の大部分を取りのぞくことに成功し、晴れて世界で始めてテトロドトキシンの構造を決定するに至りました。
こういう風に、いつ何時、どんな事が役に立つかわからないもんですね。
研究には、こういう一面もあるから面白い^^

他にも植物のBGLは昼と夜で活性が違うとか面白い話を聞けた!・・・ってこれはマニアックすぎるか;笑


授業の最後には、震災の時の研究室の写真を見せてくれた。

6階にある研究室の床の割れ目から、1階までが見えてたり・・・
エアコンの温度調節のやつのふたが、横のパイプにつきささってたり・・・
顕微鏡は真っ二つ、遠心機はべこっとへこんで・・・どれも軽く数百万はするだろう機械がぐちゃぐちゃになってた;;
ほんとに凄い光景でした。
そんな状態になっても、2週間で片付けてしまったと言うから、人間のバイタリティはすごい。。