赤い指/東野圭吾
少女の遺体が住宅街で発見された。
捜査上に浮かんだ平凡な家族。一体どんな悪夢が彼等を狂わせたのか。
「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身の手によって明かされなければならない。」
刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は?家族のあり方を問う直木賞受賞後第一作。
不良の一人息子、痴呆の両親、冷めた夫婦仲。一見平凡そうに見える家庭も、それぞれ問題を抱えているのかもしれない。
家庭を築くって平凡な事だけど、大変な事なんだなぁと実感。
個人的にはミステリーの内容そのものよりも、登場人物の人間模様の方が読んでいて面白かったです。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/08/12
- メディア: 文庫
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